SSH接続を行う方法を分かりやすく簡単に説明します。みなさんは別の場所にあるデータにインターネット経由で接続する必要に迫られた事があったのではないでしょうか。SSH接続は離れたところにあるサーバーのファイル等の情報に安全にアクセスするのに必要なプロトコールです。それでは、ここではエックスサーバーにみなさんのサーバーがあることを前提にSSH接続をすることを解説していきます。
まずは、上のリンクからエックスサーバーのホームページに移ろう。そして、下のスクショにある”ログイン”をクリックしてね。
Xserver側のSSH設定
”サーバーパネル”①をクリックしよう。そしてサーバーID②とサーバーパスワード③を入力しよう。インフォパネルでのアクセスに使う”会員ID”や”インフォパネルパスワード”とは違うので混乱しないでね。
”サーバーパネル”が開いたら、SSH設定をクリックしよう。
SSH設定のページで”ONにする”をクリックして、SSH設定を”ON"にしよう。
SSH設定のページで”ONにする”をクリックして、SSH設定を”ON"にしよう。そして”戻る”をクリックして、SSH設定が”ON"になっていることを確認してね。これで設定は完了だよ。
公開鍵と秘密鍵の作成
Xserverでは、SSH接続では通常のパスワード認証方式は認められておらず、公開鍵認証方式をとっています。公開鍵認証方式の設定方法は2つあり、”サーバー上で公開鍵認証用鍵ペアの生成を行う場合”と”みなさんのコンピュータにて作成の公開鍵を登録する場合”です。ここでは”サーバー上で公開鍵認証用鍵ペアの生成を行う場合”について説明します。
SSH設定の画面で”公開鍵認証用鍵ペアの生成”①をクリックし、パスフレーズ②に適当なフレーズ(パスワード)を入力しよう。そして、”確認画面へ進む”をクリックしてね。
下の画面になるので、”生成する”をクリックしよう。
すると、秘密鍵の"サーバーID.key”というファイルがダウンロードされるので、これをダウンロードディレクトリーからホームディレクトリーに移してね。サーバーIDはみなさんがサーバーパネルから入力したID名だよ。
以下のコマンドをターミナルから入力しよう。1列目のコマンドは”ホームディレクトリー直下に.sshというディレクトリーを作る”、2列目のコマンドは”サーバーID.keyをid_rsaと名前を変えて、.sshディレクトリーに移動する”だよ。
少し寄り道だけど、.sshみたいに”."で始まるファイルやディレクトリーは通常の設定では表示されないので、隠し・不可視ファイル・ディレクトリー(フォルダー)と呼ばれているよ。これらについては、以下の記事で説明しているので、よかったらみてね。
LINK: vdeepさん エックスサーバーにSSHで接続してみよう!
以下のコマンドをターミナルから入力してね。所有者のパーミションを規定しているよ。
XserverにSSH接続
それじゃ、いよいよSSH接続をしてみるよ。
パパ、その前にサーバーにあるWordPressのバックアップを取らなくて大丈夫?
そうだね。いいところに気が付いたね。WordPressのバックアップの方法は以下の記事で説明しているので、参照しながら念の為、バックアップをとってね。
ターミナルから以下のコマンドを入力して、SSH接続をしてみよう。
下のスクショの様に”本当に接続を続けるの?”と聞かれるので"yes"と半角小文字答えましょう。
パスフレーズの入力を促されるので、SSH設定の時に決めたパスフレーズを入力しよう。入力しても画面には表示荒れないので、慌てないでね。
以下のスクショの表示でSSH接続完了だよ。お疲れ様でした。
最後までお付き合いありがとうございました。さようなら。
環境
- コンピュータ: Macbook Pro 2016
- OS: macOS Mojave version 10.14.4
参考サイト
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