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【レビュー】Mi True Wireless Earphones 2 Basic【インイヤー検出&ACC対応:コスパ高すぎ】

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コストパフォーマンスの高い製品を発売することで、高い評価を得ているXiaomiから日本で2020年8月31日に正式発売された「Mi True Wireless Earphones 2 Basic」日本名「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」をほぼ3ヶ月間、毎日使用し大変満足できました。
ここでは、その経験を元に商品レビューを行っていきたいと思います。

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本機は「Mi True Wireless Earphones 2」の下位モデルで、違いはLHDC(ハイデフオーディオBluetooth経由でハイレゾオーディオ通信を可能にする規格)機能がないだけです。
ちなみにMi True Wireless Earphones 2は日本では正式に販売されていません。現在日本で正式販売されているのは、本機と「Xiaomi Redmi Airdots Basic 2」日本名「Mi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic 2」との2機種にみです。
また、アマゾンなどでは、上位機種のMi True Wireless Earphones 2の購買も可能です。

はじめに、簡単にぼくの自己紹介をさせてください。
海外赴任25年になるベテラン駐在員で、今はフィリピンのマリラに単身赴任しています。勤務先は大手建築会社です。若い頃からのマック信者でノートだけでも10台はに保有しています。(ちなみに初代MacはPowerBook 180cです。)

コンピュータ、タブレット、携帯はApple製品ですが、その他のガジェット(スマートバンド、イヤホン、携帯バッテリー、体重計など)はXiaomi製品に最近、侵食されつつあります。
いわゆる、ハイローミックスですね。

それでは、本題の商品紹介を始めます。

Mi True Wireless Earphones 2 Basic 概要

箱ならびに本体と付属品は以下の通りです。

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箱はXiaomi Redmi Airdots Basic 2とほぼ共通のデザインです。

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箱裏面。

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付属品は充電ケース、USB-C充電ケーブル、取扱説明書の3点のみです。取説は本家が日本で正式に販売しているだけあって、日本語表記もちゃんとあります。(当たり前ですね。)

本機はXiaomi Redmi Airdots Basic 2カナル型とは異なり、インナーイヤー(インイヤー)型のイヤホンです。
ちなみに、Apple AirPodsはインナーイヤー型、Apple AirPods Proはカナル型です。カナル型は耳あなに押し込む形式なので、ノイズキャンセラー機能搭載機には有利な形式のようです。

通常インナーイヤータイプは耳への密着性に劣り、運動時などには脱着の可能性があるのでが、本機は装着感は良好で、かなり激しい運動を行ってもなかなか落下しません。これは他の方もレビュー記事で述べられているので、ぼくの耳に限ったことでなないと思います。正直これは嬉しい誤算でした。

仕様・スペック

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上記に3機種の仕様比較表をあげました。価格の違いは一目瞭然です。また、共に基本的にノイズキャンセラー機能は装備しておりません。

本機の気に入っている点

Mi Band4-15
Good points
  • コストパフォーマンスが高い(価格が4千円を切っている。)
  • 装着感が良い。(脱落し難い。)
  • インイヤー検出(着用・非着用をセンサーが判別)により音楽の停止・再生を自動的に行える。
  • コーディックでACC対応している。
  • 質感が値段の割には良い。
  • ペアリングが接続が容易。
  • 充電ケースがUSBタイプCに対応している。
  • 安価なので、紛失しても精神的に楽である。
  • 品質が安定しており、信頼できる。(安かろ、悪かろではない。)
  • タッチセンサーを使って音楽の再生、停止等の操作ができる。
  • 片方づつ個別に使用できる。

本機の残念な点

Mi Band4-12
Bad points
  • マルチペアリングに非対応
  • ノイズキャンセリングが非対応(通話時のみ対応)
  • ケースの充電状況が直接目視で確認できない。
  • ペアリング対象の交換に少し手間がかかる。(AppleのH1チップ搭載型との比較)
  • デザインがAirPodsに類似している。
  • 充電ケースが若干大きい。

比較対象としては、やはり同XiaomiのXiaomi Redmi Airdots Basic 2(日本名:Mi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic)とApple AirPods(第2世代 2019年発表)を想定しました。

オススメできる対象ユーザー

  • ノイズキャンセラーは必要ない。(これ重要)
  • ブランドよりもコスパ重視
  • 見た目よりも機能重視
  • 予算は4、5千円
  • 2万円近いイヤホンを落として無くしたり、潰したりしたら、立ち直れない。
  • コード付きのイヤホンを使っているが、使うときにコードが絡まって困っている。
  • 「安かろ、悪かろ」では困る。品質はしっかりしたものでないと困る。

もしみなさんが、上記の条件に合うユーザーであれば、本機を強くお勧めします。後悔されることはまずないと思います。

まとめ

一時は名称の付け方で混乱が見られたMiaomiの製品達ですが、最近落ち着いてきたように思われます。
繰り返しになりますが、性能的にはベストではありませんが、4千円を切る価格であり、コストパフォーマンスが高く、品質が安定しているので、音質やブランドにそれほどこだわらずノイズキャンセラーを必要としないのであれば、オススメの一台です。
歩行中や運動中に、安心して使えるイヤフォンの一つだと言えると思います。また、高価ではないので紛失したり、潰してもそれほど精神的に負担にならないと思います。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは、さようなら。

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