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現役海外駐在員が【ブログ飯】を読んで思ったこと。【人生100年時代・生涯雇用崩壊についても考える】

Burogu_meshi_01R Book review
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こんにちは、みゆきメダカです。今回はブログを運営している人には有名な、染谷昌利さんの著書「ブログ飯」を読み終えて、思ったこと、感じたことを書いてみました。
本書は副題に「個性を収入に変える生き方」とあるように、もともと平凡なサラリーマンであった筆者が退職・独立という転機を経て、ブログで生計を立てれるようになった経験を基に、これからブログで収入を得ようと考えるブログ初心者に小手先のテクニックではなく、そのコツ・基本的な考え方を教えてる良書です。僕は読書は結構する方で、年間30冊ほど読んでいますが、これまでに読んだ本の中でストンと腑に落ちた本の中の1冊です。
また、昨今、人生100年と言われ始めて久しいですが、定年退職を65歳としても、退職後死ぬまで35年あります。この35年を年金だけで生きていくのは、どうやら難しいようなのでその間の収入としてブログを一つの手段と考えるのも、あり得るのではないでしょうか。
会社員を続けるにしても、生涯雇用の崩壊が言われている今、収入源を分散させる意味で副業としてのブログからの収入は多くの人にとって一つの選択肢になってくるように思います。
これからは社会の情勢の変化に合わせて、会社員も自らと家族を守るために色々な施策が必要になってくる時代ですね。

本の概要

この本は2013年6月に初版が発行されており、改定はされていません。この手の本としては、古い方に属する本ですが、著者がこの本の中で語っているように小手先のテクニックではなく、より本質に近いところでの話になっているので、一部を除いて、古さを感じずに読み続けられました。
この本の構成は以下のようになっています。

  • 第1章 私が「ブログ飯」になるまで
  • 第2章 ただのブログを「飯が食えるブログに変える」
  • 第3章 継続して成果を出すブログの違い
  • 第4章 個人でお金を稼ぐということ
  • 第5章 SNSことはじめ
  • 第6章 突き抜ける技術

第1章 私が「ブログ飯」になるまで

著者がブログで家族の生活費が稼げるようになるまでの経緯が説明されています。著者も言っていますが、この章は、この本の趣旨の本質ではないので、飛ばして読まなくても構わないと思います。著者はブログでの収入が十分ではない状況で、家族3人の唯一の大黒柱でありながら、脱サラを決断しています。その当時の状況・心理がマナマナしく描写されているので、そこらあたりに興味がある方は読んでみても良いのではないでしょうか。

第2章 ただのブログを「飯が食えるブログに変える」

この章では、「文章が書くことが好き。」であれば、ブログを書くことを勧めており、次に、「何を書くか」、「何のために書くか」、「ブログを始める必要性」、「メッセージをつ萎える相手は誰か」、「どのような表現方法でメッセージを伝えるのか」を問いかける形を交えながら説明しています。そして、「わかりやすい文章の書き方」、「ブログを書き続けるコツ」、「ブログのための時間やネタの作り方」を説明しています。この中で、記事を公人する前に、小学5、6年生に読んでもらって、分かりやすいかどうか確認してもらうべき、との提案は考えさせられるものがありました。この章(第2章)、第3章及び第4章はこの本の肝ですので、十分時間をかけて読みましょう。

第3章 継続して成果を出すブログの違い

この章では自分のブログが継続的に読者を得るために必要な、心構えを説明しています。これらの情報は今では、ネットにはあふれていますが、やはり本という形で、統括的にまとまって説明されていると分かりやすく、腑に落ちてきます。また、ここの情報ではなく、大きな根幹になる考え方についての著者の思い入れはよく伝わってきます。ただ、SEO対作に関してについて、その意義をほとんど否定されているのは、如何なものかと思いました。

第4章 個人でお金を稼ぐということ

この章では、ブログのマネタイズについて説明されています。正直言って、ネットで一般に流布している情報がほとんどですので、目新しい情報はほとんどありませんでした。第3章と同じく、説明の仕方がうまいので、読んでいて理解しやすく、無理なく、腑に落ちてきます

第5章 SNSことはじめ&第6章 突き抜ける技術

これはあくまで、ぼくの私感ですが、第5章、第6章はそれ以前の章とは異なり、力尽きたというか、ページ数を合わすためにかさ上げしたというか、少し「なんだかなー」と行った感想でした。書籍メディアの宿命というか、1冊の本にするには、ある程のでボリュームが必要なので、仕方ないのかと思いました。

読んだ感想

ブログ関連の本としては、今や古典的な感さえある本書ですが、その内容はネットにて転用されているので、正直特に目新しい情報はありません。しかし、オリジナルの持つ良さというか、本という媒体が持つ利点なのか、まとまった形でうまく説明されているので、多くの点で、ストンと腑に落ちるところがありました
また、昨今の状況(生涯雇用の崩壊、寿命の長期化)を考えると、会社員か自営業かの二者一択ではなく、それぞれの働き方適材適所を見極めたハイブリッド化が必要なのかもしれません。その意味でも、すでに本書を読まれた方も、もう一度手にとって読まれてみてはいかがでしょうか。
定価1,600円と高くはないので、ブログを始めたばかりの初心者の方は一冊手元に置かれること、お勧めします。

染谷 昌利(著)

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記にもありますように、ブログで家族を養っていくということを実践を元に、熱意を持って説明している良書だと思います。やはり読み続けられる本にはそれなりの価値があると思いました。また、「特別コラム:鬼嫁は見た!」は、ぼくの身の上にも重なり、感慨深いものがありました。
それでは最後までお付き合い、ありがとうございました。さようなら。

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