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移住先としてのマレーシアについて10の長所と5つの短所【ロングステイ希望国1位:2019年発表】

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2019年4月にロングステイ財団さんによるロングステイ希望国のトップ10が発表されました。それによるとマレーシアは2006年より13年連続で1位とのことです。定年後のリタイア居住地として考えられている方も多いのではないでしょうか。駐在員として10年ほどマレーシアで勤務し現在も家族をマレーシアに残してタイのバンコクに単身赴任しているぼくが、日本人にとってのマレーシアを少しお話ししたいと思います。お付き合いいただければ嬉しいです。

ロングステイ財団さんの記事のリンクを以下に貼ります。

「ロングステイ希望国・地域2018」トップ10を発表 財団ニュース/主催セミナー/イベント
「ロングステイ希望国・地域2018」トップ10を発表 ロングステイ財団からのニュース & トピックスです。
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マレーシアの移住先としての長所

Malaysia_stay-02
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日本に比べて物価が安い。

物価は移住先を決める上で、多くのみなさんにとって最重要項目かと思います。ここではっきり述べさせていただきたいのですが、物価が日本の1/3ということはありません。もっと高いです。一部のブログの記事にはまだ、このような記述が多く見られますが、誤解を生む記述だと思います。それじゃ、どれぐらいかという話ですが、ぼくの肌感覚ですと、クアラルンプールで日本の7割ぐらいかと思います。(もちろん、生活様式によりますが。)ちなみに、日本の家計支出は2016年ベースで月平均282,188円であり。一方でマレーシア全体では5,228リンギット(現在の為替ルート26.3円=1リンギット)で137,496円です。

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ここで注意が必要なのは、マレーシアは大きく分けてマレー半島にある西マレーシアとボルネオ島にある東マレーシアに分けられ、この2つの地域は生活水準等が大きく異なることです。移住を考えておられる方はほとんどの方がクアラルンプールなどがある東マレーシアを想像されていると思います。地域によって家計支出も異なり、例えばクアラルンプールでの家計支出は9,073リンギット(日本円換算で238,699円:2016年)となり日本の平均の85%ほどになります。マレーシアの家族は日本と人数が多いので単純には比較できませんが、日本の7割というもの数字的にもなんとなく納得していただけるのではないでしょうか。

他の東南アジアの国々と比較して治安が良い。

ぼくはシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイに駐在経験がありますが、シンガポールは別格として、次はマレーシアの治安が良いと思います。ブルネイのことはわかりませんが、多分東南アジアでは、シンガポールに次いで治安は安定していると思います。

多民族国家であり、他民族に対して寛容的である。(慣れている。)

マレーシアの国家としての特徴として多民族性が挙げられます。いろんな意味での多民族性なのですが、日本人がマレーシアに移住するには良い方向に作用しているように思います。一言で言って、外国人の日本人がいても場所違いな感じがしないで済むます。居心地が良いとは言いませんが、悪くない感じがします。ここら辺は実際に暮らしてみてかつ他国と比較できないとわかりにくいですが。 

英語が比較的(かなり)通じる。

マレーシアは戦前はイギリスの植民地であったこともあり、英語はかなり一般的に普及しています。マレー語が共通語なので、マレーシア人の方はみなさん理解されていますが、普段はそれぞれの民族の言葉でそれぞれのコミュニティー内では会話されています。公立小学校でも最近数学と物理(理解)は英語で授業が始まったようです。この点でもシンガポールには遠く及びませんが、東南アジアでは、その次ぐらいには来るのではないでしょうか。一般生活で英語を使って暮らせるかどうかは、移住先の選定理由としては大きいと思います。

食事が美味しい。

マレーシアの食事は美味しいです。美味しいですが、言うまでもなく、日本食が日本より美味しいわけではありません(笑)。ここでいう美味しいという意味は、比較的日本人の好みに合うということです。なんだ、その程度かと思われるかもしれませんが、20年以上も東南アジアをふらふらしていたぼくにとっては、「それが大事なんだ!!!!」と声を大にして言いたいところですね。残念ながら、日本以上に日本人の舌に合う料理を出してくれる国はありません。話が逸れてしましましたが、多民族国家なだけあり、いろいろな種類の食事を楽しめ、やはり相対的に中華料理が日本人には合うように思います。もちろん日本料理屋さんにたくさんありますが、コスパの点ではタイの料理屋さんに負けるように思います。結構高いです。

中国人の文化圏が確立されている。。

意外に思われるかもしれませんが、海外に長期滞在していると、中国文化圏、簡単に漢字の文化圏に身を置くとホッとすることがあります。中華系マレーシア人は華僑としてマレーシアに移民してきているので、比較的結束が強いのかコミュニティーが確立されているように思います。日本人がその中に溶けこむのは難しいと思いますが、その存在は、長い目で見て精神的な支えになるように思います。

マレーシア語は会話レベルの能力取得が比較的容易

マレー語はアルファベットで記述されており、中国語やタイ語のように声調(ピンイン)がないので、日本人にとって取得が比較的容易な言語です。また、マレー語ができれば、インドネシアでも会話で意思の疎通はできるので、有益な言語でもあります。もちろん英語がもっとも重要ですが、現地の言語の習得が比較的容易である事はポイント的に評価できると思います。

国として移住の受け入れに積極的である。(MM2H等の制度がある。)

有名なMM2H(Malaysia My 2nd Home)を行なっていることからも分かるように、自国に有益な人々は積極的に受け入れる方針のようです。この制度は年齢によって要項が異なるのですが、一般的な日本人にとってそれほど、敷居は高くなのではと思います。10年間とある程度まとまった期間滞在が許されるのも魅力です。ただ、現在この制度にて滞在する者には、月20時間程度の労働しか認めていないようです。

医療水準がそこそこ良い。

これはクアラルンプールやペナン、ジョホバルに限った事ですが、日本語で治療を受けれる病院があります。また、高額にはなりますが、医療水準もそこそこのレベルに到達していると思います。この国に住む場合に限ったことではありませんが、医療保健の準備は必要ですね。

寒くない。(服装にあまりお金がかからない。)

個人はもあると思いますが、一般的に言って寒くないのはプラスポイントなのではないでしょうか。屋外でガンガン重労働をするのであれば、別ですが、昨今はほとんどの場所には空調設備がありますし、それほど暑いのは苦にならないと思います。また、いつも軽装でよく、一年中あまり気候が変わらないので、衣替えの必要がなく被服費を安く抑えることができます。

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マレーシアの移住先としての短所

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宗教的な配慮が必要。

マレーシアの国教はイスラム教です。中東の国々とは異なりそれほど厳格ではありませんが、早朝近くのモスクのスピーカーからコーランが流れてきます。また、ラマダン期間中は多くのイスラム教徒の方々が断食をされていますので、それなりの配慮は必要です。はじめのうちは色々と勉強して支障が起きないように配慮する必要があります。

役所・銀行等の対応が非効率。

役所や銀行の職員の対応はよろしくないです。最近は少し改善されてきたみたいですが、ぼくが初めてマレーシアに行った頃の対応(ほとんどがマレー人の方ですが。)はひどかったです。その点タイの銀行の対応は素晴らしいと思いますね。

治安がそれほど良くない。

長所で書いたことと矛盾するようですが、東南アジアの国々と比較すると治安は良い方ですが、日本と比べると明らかに劣ります。従って、窃盗事件は結構多いです。自分の身や持ち物には十分に気をつけましょう。

ブミプトラ政策がある。

ブミプトラ政策とはマレー人を優先する政策です。公共事業の入札や住宅のローンの条件、公務員の雇用条件、大学の入学基準等に至るまで、マレー人の人々やマレー系の企業は優遇されています。ぼくはこの政策が役所や銀行での職員の勤務態度の悪さにつながっていると思っています。ただ、この政策が無いと、多くのマレー人の人々の暮らしが成り立たないのもあるのかと思います。ここらあたりは、マハティールさんが首相に返り咲きましたので、解決策を望みたいところですね。

年中暑い。

年中暑いです。四季がありません。日本にいるとあの時は4年前の春だったとか、四季の営みと一緒に出来事を記憶しているのですが、マレーシアでは無理です。ぼく個人の感想ですが、まだ、バンコクの方が四季があるように感じます。冬の朝夕は特にそのように感じますね。

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まとめ

Malaysia_stay_04
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ぼくの家内は中国系のマレーシア人なのですが、家内がマレーシア人でなくても、東南アジアに移住するのであれば、マレーシアが第一候補です。その理由を長々とお話ししてきたのですが、結論として一番バランスが取れているように思います。最後に抽象的な説明になって心苦しいのですが、正直そんな感じがします。また、マレーシアが第一候補と言いましたが、それは消去方の結果でもあります。私個人の問題ですが、別にマレーシアを熱烈に愛しているわけではありません。また、渡りの周りにそんな日本人はいません。

また、マレーシアに限らず海外に移住を決まられる前には、ある程度の期間(できれば1ヶ月ぐらい)その国にパートナーの方や家族の方と一緒に住まれることをお勧めします。特に海外生活の経験がない方は、十分気をつけてくださいね。

以下にマレーシアに詳しいJICAさんの資料を紹介したぼくの記事のリンクを貼っておきます。興味のある方は参照してみてください。

それでは最後まで、お付き合いありがとうございました。さようなら。

みさきメダカ
みさきメダカ

バイバイ。またね!。

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